シニア猫になると出てくる飼い主の悩み…
どんなことが起こるの❔その対処法は⁉
実際に試してきたことやモノについて紹介していきます。
年を取ること
猫や犬が年を取るのはとても速いですね。子どもだったのが1~2年で大人になり、7歳になると、もうシニアと呼ばれます。
私が今まで猫を飼ってきた印象として、10歳過ぎたあたりから、少しづつ『前と違うな』と感じることが多くなってきました。
まず、食がだんだんと細くなりましたね。食いしん坊の子でも、徐々にほっそりとしてきます。太りすぎは動物も良くないですが、瘦せていく様子を見るのは、なんだか寂しいですね💦
(思うように)食べない
食べない理由はいくつか考えられます。そこの見極めはやはり、深い観察が必要だと思います。
うちの長老、チョビについて書いてみます。
チョビはとにかく食べることが大好きで、うちに来た当初は6~7㎏あったと思います。筋肉質で腕とかは肉が詰まってパンパンしていました!食べ過ぎないよう対策するのに苦労していたほどです。
そんなチョビでしたが、10歳も過ぎ…気づいたら徐々に食事量が減っていたのです。変化が少しづつだったので、気づいた時には痩せてきていて、なんで早く気づかなかったのだろう、と後悔しました。
今思えば…
食べない(拒否する)ものが増え
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食べてくれそうなものを買いあさり
⇩
いよいよチュールしか食べなくなり(涙)
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途方に暮れる・・・・・
という感じで進んでいったように思います。
以前飼っていた子は、最終的には腎臓が悪くなり亡くなりました。その時の、食べてくれない悲しみ・辛さ。チョビの当時の年齢では、まだちょっと早いように感じるけど…その時が来たのか、と。チョビの老い・衰えを受け入れなければ、と自分に言い聞かせていました。
観察
そこで改めて、見ていたようでよく見れていなかった、チョビの様子を注意深く観察するようにしてみました。すると…
★食べたそうなそぶりは見せるのに、
少ししか食べない
★食べるとき首を振っていることがある
ということに気づいたのです。
もし、老猫によくみられる腎不全(腎臓の働きが低下している状態)だった場合は、前の子のように気分が悪くなって吐くということが、よくありました。
似たような状況ですが(そして確かに、年齢からくる腎臓の弱りが、あるにはあったのですが)その場合とちょっと違うと感じました。
それは、『食べたい』という意欲がハッキリと感じられた点。腎不全の場合は、食べる意欲自体が低下するような感じでした。
そこからは、ナゼ食べられないのか、、を考えました。お気づきの方もあるかと思いますが、そう、歯が痛かったのです。口を開けて見てみると、歯肉が赤く炎症したり、奥歯の色が黒ずんで虫歯になっているのが分かりました。
歯が痛いって、かなり気分が下がります😢虫歯を経験した人はわかると思いますが、生活すべてが灰色。何も楽しめなくなりますよね。早く気づいてあげられなくて、、ごめんよチョビ。
ゴッドハンド
そうなるともう、お医者さんの出番です!
ちょっと遠いけど、前の子もお世話になった、あの病院に連れていくしかない!
そこの先生は、とても動物に優しく(動物病院の先生でも、動物が好きではない人もいる)、テキパキと的確な診断・処置をされていた印象でした。
嫌がるチョビをキャリーに詰め込み、動物病院へと急ぎました。
つづく…